平素は川越市薬剤師会の活動にご理解、ご協力をいただきありがとうございます。
令和6年6月15日に行われた川越市薬剤師会通常総会で会長の任を拝命いたしました山内大輔と申します。川越市薬剤師会の会長は20年以上にわたり天野先生が務めておりました。天野先生は医薬分業の先頭に立ち、川越市の薬剤師、地域医療を支えてきてくださいました。近年では川越市薬剤師会の法人化を実現させ薬剤師会の組織をより強固なものとされました。天野先生、今まで川越市薬剤師会に対して多大な貢献をありがとうございました。
天野先生の功績が大きく、どこへ行っても川越市薬剤師会というと天野会長のところねと言われます。今後は山内に代わったことを認知されるよう川越市また医師会、歯科医師会、柔道整復師会をはじめとした医療団体、さらに地域包括支援センター、ケアマネ協会などの介護団体と連携を取り地域住民の健康長寿に貢献できるよう尽力いたしますのでご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
現在、地域薬剤師会の役割に大きな変化が起きています。今年度の調剤報酬改定では地域薬剤師会による情報発信の重要性が明文化されました。
地域薬剤師会のホームページに薬局情報を公開する事により【地域支援体制加算】【連携強化加算】【在宅薬学総合体制加算】の算定要件を満たすことができるようになりました。調剤報酬にかかわることにより地域薬剤師会の存在意義が高まる出来事だったと思います。今年度の調剤報酬改定は6月施行という事で4、5月にあわただしく準備という事になりました。川越市薬剤師会ホームページに非会員を含めた薬局情報を公開する事は初めての事業でした。何をすれば良いか分からない中でのスタートとなりましたが、理事の皆さんを中心に会員の方々にご協力していただきリストを無事公開できた事を安堵しています。ありがとうございました。
また、介護の領域では地域包括ケアシステムの中での薬剤師の重要性が増しています。もともと介護職との繋がりが深い薬局にとっては問題ないかもしれませんが、あまり繋がりの無かった薬局にとっては何から始めれば良いのか悩んでいるケースも多いと思います。今後は他職種との講習会や会議、川越市や地域包括支援センターと連携した地域資源への薬剤師の派遣、自立支援型地域ケア会議のアドバイザーの育成等多くの会員の方々が介護にかかわれるような活動をしていきたいと思っています。会員の皆様におかれましては積極的に参加をお願いします。
最後に職能団体として会員の皆様に情報提供だけではなく、その利用方法までフォローし変化の激しい現在の医療業界でともに助け合える体制を整えたいと思います。また人と人とのつながりを大切にして皆さまと楽しく付き合える薬剤師会を目指したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
令和6年6月
川越市薬剤師会に関して
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